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Date:2022年11月17日 | Category:

江戸川区のマンションにお住いのお客さまより、和室の内装をリフォームしたい!とお声掛けいただきました。

ベランダ側ビフォー

きれいにお使いになられていますが、年数の経過とともに古びてきてしまうのは避けられません。

マンションの和室に使われる畳は、芯材にスタイロフォームという断熱材を使っています。

畳も当然、時の経過とともにへたりますので交換します。

障子も破れているわけではありませんが、気持ち焼けてきているようなので、交換すると気分が晴れますね。

押し入れ側ビフォー

襖も、使えるか使えないかでいえば十分使用に堪えますが、これを機会に交換することになりました。

マンションの襖は、ふすま紙を貼り替えることを前提としてつくられていませんので、本体ごと交換します。

で、生まれ変わった和室はこちら。

ベランダ側アフター

まず、障子が貼り替えられたことで全体的に明るくなりました。

壁と天井のクロスも貼り替えていますので、全体の色調がやや焼けた感じから、清潔感のある白色に生まれ変わりました。

押し入れ側アフター

光の当たり方によって、プラチナのように輝く花びら模様のふすま紙。

市松模様の真新しい畳が入り、使い古された和室が新築の装いに生まれ変わりました。

畳 寄り

こちらの畳は、和紙表と言って、和紙をこより状に加工して樹脂でコーティングしたものでつくった畳です。

工業生産できるため、品質が安定していて、使っていても水ぶきができるほどの耐水性を持ち、汚れにくく、摩耗もしにくい優れもの。

建材大手のダイケン工業が、イグサに近い手触りや質感を持ち、機能面でも優れたものをと1989年に研究を始め、7年後の1996年に商品化しました。

日本の住宅から、和室が減っているといわれて久しいですが、障子、畳、ふすまのあるお部屋が1つあると、落ち着くし、実は使い勝手もよいですよね。

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