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Date:2021年6月10日 | Category:,

先月20日に浴室の改修をご紹介した、一戸建てリフォームの続報、今回は外装のお手入れです。

まずは2階の雨どいから。

雨どいビフォー

雨どいを留める金具が外れ、経年劣化も進んでいます。

足場を設置して、作業が可能なこの機会に交換します。

集水器

ゴミのたまった集水器。

水の流れが悪いため、ウエットな状態が続いています。

集水器も交換します。

アフター

刷新されました。

金具もしっかり取り付けられ、これで安心です。

続きまして、外壁の補修。

外壁クラック

モルタルで仕上げられた外壁は、このようなひび割れ=クラックが発生します。

そのままにしておくと、内部に雨水が侵入し、家を傷めます。

この機会に補修します。

コーキング

このように溝を埋めます。

このようなクラックが無数にありますが、一つ一つ丁寧に補修を行います。

バルコニー

さて、こちらは洗濯物を干す2階のバルコニー。

今回、このバルコニーを新しく造り直します。

波型ポリカ屋根

古くなったこちらの波板でつくられた屋根も含めて交換します。

バルコニー撤去後

バルコニーを丸ごと撤去しました。

 

その数日後、雨。

室内に異常が発生!

雨漏り

バルコニーがあった場所の下、和室に雨漏りが発生しました。

原因を突き止め、雨漏りを止めにかかります。

コーキング

まずは、屋根の板金のつなぎ目のコーキングをやり替えてみました。

その後、水をかけて雨漏りが止まっているか確認をしましたが、止まりません。

樋の隅 コーキング

次に、左手に見える樋の奥、最も水が集まるところが怪しい!ということで、こちらのコーキングを行いました。

しかし、まだ止まらず。

ここで再度調査をすると、屋根と樋のつなぎ目が怪しいことがわかりました。

図解するとこんな感じ。

樋と鉄屋根の関係

先ほどみた左手の樋にかかる屋根の鉄板は、樋に引っかけているだけで、その隙間に空間がありました。

さらに、バルコニー工事の際に交換するはずだった集水器を確認すると、

集水器交換

ゴミがたまっていて、水があふれたような形跡が見られます。

想像すると、バルコニーの屋根を撤去したために、雨が直接屋根から樋に落ち、詰まっている集水器に集まってあふれ、逆流した雨水が家の中に漏れたのではないか?

樋から水があふれる

どうやら、確からしい仮説が立てられたので、対策を講じます。

隙間を埋める

樋と屋根の隙間をコーキングで埋めることにしました。

もちろん集水器も交換します。

樋と屋根板金の隙間コーキング

これで、水かけ実験を行ったところ、雨漏りが止まりました。

これまでは、ほとんどなかったそうですが、一度だけ台風の時に雨漏りをしたことがあったそうです。

恐らく、激しい風雨で、屋根と樋の間から雨水が吹き込んだのでしょう。

今後は、バルコニーに屋根も付きますし、隙間も塞いだので、解決したと考えて問題ないでしょう。

一戸建て大規模リフォーム、まだまだ続きます。

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