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ルーフバルコニー床下改修工事ほか

Date:2018年12月13日 | Category:

前回のブログの冒頭『今年は暖冬でスキー場が大変ですね』などとご紹介しましたが、今週に入って寒い日が続いています。

でもまだまだ思うように雪は降っていない上、長期予報ではエルニーニョ現象のせいで暖冬予報だそうです。

冬に書き入れ時がやってくるご商売も多いので、適度に寒い冬になるようお祈りしましょう。

さて、まずご紹介したいのは、前回の『一戸建てリノベーション@江戸川区』完成写真で、撮影していなかった外観の状態からご紹介しましょう。

まずは、思い出していただくために、ビフォーの模様から。

ビフォー

ビフォー

こちらが工事前の外観です。

ちょっと古い感じはしますが、傷みは感じられませんね。

しかし、よく見るとクラックが!

というわけで、補修した後がこちら。

Clipboard01

コーキング

 

ブラックジャックのようですが、せっかくリノベーションしても雨が染み込んでしまったら大変ですからね。

見本

見本

このように塗料の仕上がり見本を外壁に重ね合わせて、完成イメージをしながら塗料を決めます。

で完成した模様がこちら。

アフター

アフター

すっかりきれいになりましたでしょ?

定期的なメンテナンスは必要ですが、これで安心して暮らせます。

内部の模様は過去ブログでご確認ください。こちらから。

 

さて、本日の本題は、2回前のブログでご紹介した、『屋根裏結露改修工事』です。

雨漏りだと思っていたら、天井裏が壁体内結露してしまった件です。

内部結露の模様

内部結露の模様

要は、屋上の床下=2階の天井裏に結露が発生し、内部を腐らせてしまったのです。

この写真は屋上で、向こう側に見えている壁は、屋上を囲っている壁です。

内部結露は、屋上全体に発生しているわけではなく、空けた穴の向こう側にある壁により、日陰になる部分だけがやられていました。

日陰になっている部分の気温が下がるので、その床下部分のみ、内部結露してしまったというわけです。

まずは腐ってしまった内部をきれいに清掃し、新しい木材でやり直します。

きれいさっぱりと。

きれいさっぱりと。

ビフォーの模様は、あまりきれいでないので省略させていただきます。

きれいにしたものの、生々しく腐りの跡は残っていますね。

材木に丸い穴が開いているのがわかりますでしょうか?

これは、空気の淀みを防ぐためにわざわざ開けたものです。

 

点検口設置

点検口設置

こちら室内側です。

今回のような事態が絶対起きないとは限りませんから、様子を確認できるように点検口を設けました。

エアコンを養生している青いシートの上あたりに丸い穴が開いているの、わかりますか?

ここに空気の淀みをなくすためのパイプファンを設け、先ほどの屋上床下の空間と室内の空気が行き来するようにします。

もう一つ、点検口の向こう側に穴を設けて、空気がグルグル回るようにして淀みを防ぐのです。

先ほどの木の穴も巡回ルートの一つです。

『それでは部屋の中が寒いのでは?』疑問に思った方は、しっかり読んでいただいている証拠です。

そうならないために、

断熱材で屋上をカバー

断熱材で屋上をカバー

今回結露したところはもちろん、結露を免れたところも含めて、全体を断熱材とパネルで覆うのです。青い側面が見えている部材が断熱材です。

ビフォーの状態では、断熱材と屋上の床材の間に空間があったので、そこが結露したんです。

今回は、ご覧のように床材と断熱材の間に空間がないのでその心配はないし、断熱材の内側にも空気がよどまないように対策をしているので、これで壁体内結露は起こらないはずです。

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3つ開いている穴の奥の穴が点検口です。

渡されている板にも小さい丸い穴が開いているでしょ?

この穴を通って、ファンによって動かされる空気がゆっくりと動いて空気がよどまないようになるわけです。

 

年内には完成予定、

工事は続きます。

 

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