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Date:2017年9月22日 | Category:

先月末にご紹介した、お寺のお手洗い改修工事。

ほぼ完成いたしました。

 

本日は、その模様をごご紹介いたしましょう。

そもそも、お手洗いを改修するきっかけになったのは、

「建物が古く、劣化が激しかったから。」

もちろん、それもあるのですが、そのレイアウトにも問題があったのです。

 

まずは、簡単な図面で、ビフォーアフタ―のご紹介から。

 

ビフォーアフター

ビフォーアフター

 

もともと、お手洗いの引き戸を開けると、扉のない男性用小便器が目の前にありました。

このレイアウトが、特に女性のみなさまから評判がよろしくなかったようです。

ガラガラッ!と引き戸を開けたら、目の前に用を足している男性の背面を確認してやり過ごし、
そのまま、洋式トイレに入る。

その後の重たい空気感というのは、言わずもがなという感じでしょうか。

 

さすがに、男性用と女性用を分けるスペースはとれなかったのですが、

左手に洋式トイレを2つ、右手に洗面所と、個室にした男性用小便器を設置するというリフォームです。

気配を感じながらも、姿が見えない状態をキープできますので、かなりカイゼンされるはず。

 

それでは、もう一度古いお手洗いの状況を確認しておきましょう。

 

男性用

男性用

 

これが引き戸を開けた時の状態です。

 

男性用小便器の横に黒いタイルが見えます。

下からタイルの目地をなぞって視線を上げると、小便器との幅が広がっていきますでしょう?

これは、床下のコンクリートが劣化して爆裂を起こし、浮き上がったため便器が傾いているのです。

リフォームするにはいいタイミングですね。

 

右手は壁で、反対側のキッチンに付属する収納になっています。

そのスペースをお手洗いに回し、手洗いと男性用小便器を設置します。

 

小便器&手洗い

小便器&手洗い

 

こちらがその収納を取り壊し、左に小便器、右に手洗いを設置する場所を確保したところです。

左手の壁面は外に面しているので、新たに断熱材を施工しました。

正面の壁面の裏手はキッチン=室内なので、断熱材は必要がないということですね。

 

洋式便器 並列

洋式便器 並列

 

こちらは反対側の洋式トイレ。

二つ横に並びます。

配管などはすべて新しく取り替えています。

構造なども含め、結構な傷み具合でしたので。

その模様も1枚振り返りましょう、こちら。

 

一部腐敗した構造

一部腐敗した構造

 

傷みが激しいところは、全てやり直します。

 

クッションフロア施工中

クッションフロア施工中

 

石膏ボードが設置され、個室らしくなってきました。

枠ができたら、まずはクッションフロアから設置します。

 

糊付け

糊付け

 

さて、これは何をしているところでしょう?

なにかの板みたいな建材に付いた両面テープをはがしています。

 

貼り付け中

貼り付け中

 

正解はこちら。

洋式トイレの壁面に設置する壁材です。

TOTOハイドロセラ。

防汚性、対傷性といった、陶磁器が本来持つ特性を生かした大型の陶板です。

 

レールに沿って貼り付けます

取り付けレール

 

写真のレールに沿ってハイドロセラを設置します。

前の写真では、ガラスを運ぶ吸盤をうまく使ってはめこんでいました。

手で掴むところのない大きな板なので、あのように取っ手があると作業も早いし、ミスも防げます。

 

完成!

完成!

 

御覧の通り、きれいに設置できました。

ハイドロセラの壁面が鏡面のようでしょう。

便器が映りこんでいます。

サッとひと拭き、掃除がしやすいメリット感じていただけると思います。

 

このトイレ、来客用の間と本堂の間に設置されたお手洗いです。

法事の時にお客様にご利用いただくお手洗い。

 

明日はお彼岸の中日です。

たくさんの方に、安心して快適にお使いいただけますように。

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