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おひとりさまで暮らす家@代田橋

Date:2015年12月25日 | Category:

メリークリスマス!

今日の日が、皆様にとってハッピーな一日でありますよう、お祈り申し上げます。

 

さて、クリスマスのこの日にご紹介するのは『おひとりさまで暮らす家@代田橋』。

観月ありささん主演のドラマや、上野千鶴子先生の本などでよく耳にするようになった
『おひとりさま』という言葉。

英語で言うと、alone(アローン)=ネガティブな気持ちを感じない自由気ままな『おひとりさま』。
それに対し、lonely(ロンリー)は、さびしい『ひとりぼっち』な感じなのだそうです。

そういえば、先日、日テレで『ホームアローン』が再放送されていたのを思い出し、
なるほどそういう意味なんだ、と感心してしまいました。

話がそれました。

早速ご紹介しましょう。

 

正面外観

正面外観

敷地面積61㎡、1階29㎡にロフトを加えて、有効面積約40㎡の注文住宅です。

まず印象に残るのは、玄関を覆うひさし。
かなり大きめのひさしを用意し、玄関前で雨に濡れることのないようにしています。

 

引き戸を開けたところ

引き戸を開けたところ

スルスル~っと引き戸を開けると玄関ですが、いきなり左手にキッチン、右側の扉を開けえると、
洗面脱衣室、とトイレ、そして浴室へとつながります。

レイアウトとしてはワンルームマンションに近いかもしれません。

通常の複数の家族が暮らす家を建てる場合、玄関とキッチンが隣り合うということは
あまりありませんが、おひとりさまにはこちらのほうが便利。

外から帰ってきた時は、たいてい買い物帰りですので、すぐに棚にしまえます。

 

キッチンの戸棚

キッチンの戸棚

あるいは、帰ってきたら、まずトイレだの、手を洗いたい、あるいはお風呂、シャワーが先!
という方も多いでしょう。
 

洗面脱衣室

洗面脱衣室

こちらが玄関から右の扉を開いた写真。右下に見えるのが・・・

 

洗面脱衣室と一体型のトイレ

洗面脱衣室と一体型のトイレ

トイレですね。洗面ボウル側から撮った写真です。

仕切りを多くするよりも、できるだけ開放したほうが気持ちいいですよね。

右奥の上にチラリと見える鉄のポールは・・・

 

玄関脇のクローゼット

玄関脇のクローゼット

下部が入りませんでしたが、土間収納になっています。
靴とあわせて、アウターもここで脱着し、玄関で完結させる作戦ですね。

少し左側を見ると・・・

 

ビルトイン郵便受け

ビルトイン郵便受け

はい、外に出なくても済む、郵便受け。

身支度を整える必要もなく、朝刊を取りに行ける幸せ。

そんなだいそれたことでもありませんが、毎日のこと。とっても便利です。

バネによって留められているので、風でパタパタ開閉するようなことも当然ありません。

それでは、なかに入りましょう。

 

室内からキッチンを望む

室内からキッチンを望む

上部にロフトがちらりと見えます。
その下の梁は、化粧梁ではなく、構造上必要な梁です。
そのままあらわしとしました。

29㎡という限られた広さです。
階段の下もとても大切なスペースです。

高さが十分に取れる階段下を収納に使うのは当然として、

 

窓側

窓側

低い部分も見せる収納スペースとして有効活用します。

1階のスペースはリビングダイニングです。

そして寝室へは階段で。

 

ロフトへあがる階段

ロフトへあがる階段

通常ロフトというと、ハシゴなどで上がることを想像してしまいそうですが、
2階建てなら余裕で建ちますので、安心できる固定階段で上がることが可能です。

 

寝室はこちら

寝室はこちら

天窓から陽が差し込んで気持ちよさそうですね。

日々の生活は下で、上はおやすみスペースです。

あさ、天窓からの光で目覚めるところを思い浮かべると、山小屋のロフトで暮らすハイジを
思い出しました。

『おひとりさまで暮らす家』は、機能的で使いやすい家です。

限られたスペースの方が、掃除も楽、動線も楽、暑さ寒さも場所が限定的ですから、局所の冷暖房で
対処することができるので光熱費の負担も軽くすみます。

このように考えると、狭小住宅のメリットと重なるところが多いですね。

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