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一戸建てリノベーション工事@江戸川区

Date:2017年10月26日 | Category:

気温がググッと下がって、お鍋が美味しい季節になりました。

先週までお安く手に入ったお野菜ですが、長雨&台風のせいか、先週から
急ピッチで値を上げているようです。

それでもまだ例年よりはお安いようなのでたっぷりいただきましょう。

 

さて、図面を見ながら狭小住宅のお住まいをご紹介するコーナー。

今回は古いお宅の大改修工事をご紹介いたしましょう。

ビフォーの様子はこちら。

 

before

before

 

かなり年季が入っています。

建替えてもいい感じですが、建て替えると既存の住宅よりも狭くなってしまいます。

構造部分は残して改修という形にした方がメリットが大きいという判断になりました。

 

建てた変えた後の外観がこちら。

 

After

after

 

すっかり建て替わったようでしょ?

構造部分以外はほぼすべて変えていますので、見た目も建て替えとほとんど変わりません。

しかも、1階の階段の奥、少し出っ張っているのわかりますか?

 

 

ビフォーアフター

はい、赤で囲った部分ですね。

こちら一部を広くして、暮らしやすい空間を作りました。

図面で見るとこんな感じ。

 

1階図面

1階図面

 

リビングに隣接する和室です。

これがあるとないでは大違い。

写真でご紹介しましょう。

 

反対側から見たリビング

小上がり和室のあるリビング

 

天窓から光が落ちて、スポットライトを浴びたステージのよう。

増築するにあたり、リビングの窓がなくなることから、「暗くなっちゃうのでは?」

という不安があり、天窓を設置しました。

玄関扉の丸窓からの光も、ポリカーボネートから入ってきます。

 

和室

和室

 

和室のアップの模様。

4畳半に収納を付けているので、3畳分になりますが、上吊収納にして下部をあけているので、
2組の布団を余裕をもって敷くことができます。

上吊にしたことで、窓も設置でき、風が抜け光を採りこめます。

 

引出し収納付き

引出し収納付き

 

小上がりの下には収納スペースも設置しました。

スペースが限られますから、使えるところは無駄なく使います。

 

階段室上にも天窓

階段室上にも天窓

 

天窓つながりで階段室の天窓もご紹介しておきましょう。

近隣はかなり立て込んでいるので、遮るものがない屋根は、光を採りこむ絶好の場所です。

 

リビング

リビング

 

このポジションが小上がりの和室に腰を掛けたところ。

階段下に設置したAVボードのTVを見る絶好のポジションです。

階段の上から柔らかい光が落ちていますでしょ?

これが天窓からの自然光です。

 

2階の間取りはこんな感じ。

 

2階

2階

26㎡の長方形ですから、無駄なく個室を2つつくり、個室に入らずに
バルコニーに直接行ける廊下を作りました。

写真で見るとこんな感じ。

 

ベランダ

ベランダ

 

広くはありませんが、洗濯物はバッチリ干せます。

居室を通らないといけないバルコニーは、入る方も入られる方も、いい気がしませんよね。

だからこの廊下は大切。

雨の日は、室内干し置場にもなりそうです。

 

洋室1

洋室1

 

収納を入れて5帖強の洋室1は、入口横にデスクを造作しました。

広くないお部屋ですから、サイズの合わない中途半端なデスクを置くより、
バッチリサイズの合ったデスクを置いた方が、おさまりが良く広く使えます。

 

洋室2-1

押入れ

 

追加で収納家具を置かなくていいように、押入れを広くとり、内部に造作家具をつくりました。

 

洋室2-2

洋室2-2

 

襖の1枚に姿見を取り付け、お出かけ前のチェック。

 

洋室2-3

チェック終了

 

でも、いつも鏡を見ていると気が散るので、引き戸は4枚用意しました。

必要な時だけ3枚目の引き戸を右に仕舞い、4枚目を現します。

 

洋室2

洋室2

 

もう一つの洋室は収納を入れて約7帖。

趣味のアクアリウム観賞用のボードを造作しました。

 

延床約60㎡の一戸建て。

広くはありませんが、考えようによってはちょうどよい大きさとも思えます。

 

冷暖房効率がいいし、

中途半端に広い家より寒くないし、

掃除が楽だし、

家族の気配が感じられて仲良く暮らせます。

 

狭小住宅万歳!

 

 

 

 

 

 

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