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住まいには、定期的なお手入れが必要なのです

Date:2018年3月27日 | Category:

今朝の新聞にこんな記事が出ていました。

3/27 日経朝刊

3/27 日経朝刊

 

要約しますと、全国に建つマンションの4棟に1棟が、大規模修繕の費用が不足している
可能性が高いという記事です。

費用の目安は国交省が7年前に策定していて、ざっくり㎡あたり200円/月位です。

ということは、70㎡のファミリータイプで月14000円ほどになります。

この金額は10年=120か月総額で168万円となり、ちょうど一戸建ての外壁塗装をするのと
同じくらいの金額なので、いい線いっているラインのように思います。

問題は、これからかかることがわかっているけれど、このままではお金が足りないとき。

そもそも戸建てなら、「今はお金がないからやらない」とか、
「あまり気に入っていない建売だから住めなくなるまで住み潰そう」

という選択も可能です。

でもマンションは住民合意が必要だから厄介なんですね。

しかも、管理費もかかります。合わせると3万円位すぐになってしまいます。

これで駐車場などを借りようとおもったら・・・。

簡単に「仕方がないから上げましょう」とはならないでしょうね。

 

いまマンションにお住まいの方は、このリスクをご自分のマンションに置き換えて
確認されることをお奨めします。

修繕積立金が少なく、将来の合意形成に不安があるのであれば、そういう観点も踏まえて
住み替えを検討してもいいかもしれません。

戸建てにお住まいの方も、長持ちさせようと思えば、家のメンテナンスは欠かせません。

放っておいて、20数年で解体してしまうよりも、手入れをして50年60年と長持ち
させた方が、住む人も世の中的にも負荷が少ないですものね。

もちろん不具合が多く、時期がきたら建替えようとお考えの方も多いでしょうが。

いずれにしても、一戸建ての良さは、全てご自分の判断で実行できるということ。

しばらく放っておくもよし、手を入れてもよし、部屋が足らなければ増やすこともできるし、
部屋が多すぎて困る場合は減築という手段もあります。

一戸建ての大きなメリットですね。

というわけで、今進めている工事、子供が成長したから、

子供部屋を増築しよう!@西葛西工事が進んでいますので、

ご紹介しておきましょう。

 

既存の隣のお部屋から

既存の隣のお部屋から

 

こちらは2階既存の洋室です。

奥に見えているのが増築したお部屋。

手前側も内装の工事をしています。

クロスを交換するのにコンセントのカバーを外していますね。

だからきれいに貼れるんですが。

 

窓からの出し入れ

窓からの出し入れ

 

こちらが2階の増築したお部屋です。

床も、クロスも貼られ工事が進んでいるのがわかりますね。

窓の向こうに足場が少し見えます。

基本的に、増築する部屋の部材や道具はこの足場を経由して窓から出し入れします。

住宅内部を経由すると、塵が舞ったり、泥が付いたり、傷をつけたり。

いいことありません。

スムーズな移動の為に脚立があるんですね。

 

収納スペース

収納スペース

 

このような収納を取り付けるにも、ハンガーポールや棚板、ドア枠など、
結構搬入する必要がある部材も多いものなのです。

 

1階

1階

 

こちらは一階の模様。

窓が大きくて明るく風通しの良いお部屋です。

 

養生中

養生中

 

こちらが既存のお部屋との繋ぎ目です。

大きな引き戸の向こうに、ベニヤ板が見えますね、押入れの奥のような。

これは、既存のお部屋に埃や塵が舞わないように養生しているのです。

大工さんが手で作業しているあたり、四角い点検口のような跡が見えるでしょう?

これは、隣のお部屋のエアコンのパイプに手が届くように設置されています。

それまで外だったエアコンからの外部のパイプが増築部分との壁の内部に入るので、
なにかあった時に点検したり、交換しやすいようにつけています。

 

1階洋室

1階洋室

 

こちらもだいぶ工事が進んでまいりました。

何回も言いますが、戸建ては家族の変化に応じて、ご家族の意思だけで
いかようにもできるのが大きな魅力ですね。

しかも、今回のリフォームは住みながらですから、仮住まいの費用もかかりません。

ただそれがゆえに、多少時間はかかります。

 

工事は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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