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屋根の笠木、出窓からの雨漏り対策@江戸川区

Date:2021年3月22日 | Category:,

当社のお近くにお住まいのお客様より、屋根にサビが発生しているので見てほしい、というご連絡をいただきました。

上空より

こちら、お客様がドローンで撮影した工事の模様。

通常みることができない屋根の状態を、このドローンの画像でチェックしたところ、サビの跡を発見したというわけです。

現場を確認すると、

症状とその原因

笠木がめくれて雨水が浸入、内部の下地に染み込み、サビが発生したことがわかりました。

さらに出窓周辺から、室内への雨漏りも確認され、対策を講じます。

対策

というわけで、屋根の笠木から作業を始めます。

内部

古いカバーを取り外したところです。

幸い内部に腐食はなく、乾燥した状態が保たれていました。

これなら、今後台風や大雨の時に雨水が浸入しないように対処すれば大丈夫。

防水シート

防水シートで覆ったのち、

新しい笠木設置

新規の笠木を設置し、完成です。

次は出窓。

出窓ビフォー

この出窓の上部から雨水が浸入しています。

侵入を止めるためにコーキングでふさぐ処理をしますが、設置部分の厚みがないため、このままでは十分な対処ができません。

そこで、

バッカ―設置

まず、薄い設置部分にバッカ―と呼ばれるスポンジのような材を取付けて、厚みをもたせます。

コーキング

その上にコーキングするとこのように十分な厚みがとれ、出窓の設置部分を完全に覆うことができます。

完成

十分に乾燥したら仮止めしていたバッカ―は撤去します。

ご覧のように隙間なく埋まり、庇のような状態になりました。

これで雨水が浸入する心配はありません。

この周囲の外壁のコーキングも念のためやり替えます。

撤去

まずは古いコーキングを撤去します。

やり替え

撤去し終えたら、コーキングを充填します。

完成

きれいに仕上げて十分に乾燥するのを待ち、養生を取り外したら完成です。

雨樋集水器

さらに、雨樋の集水器が割れていました。

撤去

割れた集水器を撤去し、

交換

新規の集水器、設置完了です。

全体完成

屋根の笠木修繕、出窓とその周辺の外壁コーキングのやり替え、雨樋集水器の交換と、外回りの工事完成いたしました。

これから春の長雨に始まり、梅雨、台風シーズンから秋雨へと、降水量が多いシーズンを迎えます。

その前に手を打つことができて、何よりでした。

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