ブロック塀改修&サンルーム設置工事@江戸川区
江戸川区にお住まいのお客様より、ブロック塀の改修工事と、既存のバルコニーがある位置にサンルームを設置してほしいというご依頼をいただきました。
まずはブロック塀の改修から。

既存ブロック塀
こちらが既存のブロック塀。
向こう側に見ているお隣様、この写真だとわかりにくいですが、道路を挟んでいます。
邸内側から見るとブロックは5段ですが、

半分解体
道路側から見ると、9段。
かなりの高さがありますが、下部4段は擁壁を兼ねている、高低差がある土地です。
左奥のフェンスと既存ブロック塀の境界部分を見ると、手前ブロック塀が少し前に出ているのがわかります。
ほんの数センチ、越境しているので、新規の塀は邸内に収めます。
まず、上部のブロック塀を解体して、擁壁の機能だけを残し、

根伐り
新規の塀を造るための基礎を掘ります。
上から見るとこんな感じ。

上から
ブロック塀は重く、倒壊すると危険ですので、新しい塀は、フェンスで造ります。

配筋
根伐りを終えたら、残りのブロック塀を解体。
擁壁を兼ねた基礎を造るために配筋作業を行い、

型枠設置
型枠を設置して、コンクリートを打設します。
そのあと、フェンスを設置して、

完成
完成しました。
建物の影でちょっとわかりにくいかもしれませんが、白いフェンスの下は、丸いピーコンや目地棒の跡がくっきり残るコンクリート造であることがわかります。
奥に四角い部分が見えるのは、

邸内側
あえてこのサイズに開けてある穴。
以前から通ってくるネコちゃんがいるので、通り道を確保してほしいというご依頼をいただき、通れるサイズの穴を空けています。
さて、続きましてサンルームの設置。
どこに設置するかというと、

既存バルコニー
白いバルコニーがあるこの位置。
とても素敵なバルコニーですが、急な雨が降れば洗濯物は台無しですし、虫がついた状態で取り込んでしまう危険があるのが、1階バルコニーの難点。
そのお悩みを解決すべく、壁と屋根に囲まれたサンルームを設置します。

撤去
バルコニーを撤去し、サンルームを設置するために必要な土間コンクリートを打設しました。
色が変わっている床部分が、延長した土間コンです。
そのあと、LIXILのサンルームを搬入し、

完成
完成しました。
これで、雨も虫も花粉もシャットアウト。
今回は現場でもうひと工夫しました。
足元、寄ってみましょう。

ネットフェンス設置
これは、LIXILのサンルームにセットされたものではなく、一般的なアルミフェンスです。
通常ですと、サンルームは柱で支えられ、床下は障害物が何もない状態ですが、それだと小動物や枯れ葉など、入り放題で荒れてしまいそう。
ということで、急遽、アルミフェンスをカットして、侵入を防ぐように造作を行いました。
フェンスもサンルームもすっかり新しくなって、気持ちよくお過ごしいただけることをお祈りいたします。