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Date:2017年6月2日 | Category:

2週前にご紹介した、変形地の狭小住宅プラン。

今日は2階とロフトをご紹介いたします。

少し振り返りましょう、

1階のプランはご覧のとおり。

 

アングル①

アングル①

 

Z字型の敷地に合わせて建てた1階部分、主寝室と水回りでした。

正面から見るとこの通り。

 

外観正面

外観正面

 

両サイドに3階建ての住宅が建っていて、こう見ると袋小路に迷い込んだかのように見えます。

図面でご覧いただいた通り、この奥がくびれて、左側に開いた地形でした。

今日はこちらの2階、リビングダイニングキッチンと子供部屋、およびロフトです。

早速図面から

 

2階

2階

 

1階の形状そのままに、2階を載せています。

総二階といわれる建て方です。

階段を上がってキッチン側を見た写真をご紹介しましょう。

 

リビングからキッチンを望む

リビングからキッチンを望む

 

明るいでしょう?!

両サイドに3階建ての建物があるので、サイドの窓からの光は取り込みにくいのです。

窓はありますが、主に通風の役割です。

 

光りは遮られることのない天窓から採っています。

反対側から見ても、

 

キッチンから小尾も部屋方向

キッチンから子供部屋方向

 

光りがたっぷり入っているのがわかっていただけると思います。

右手前赤いソファーの一部が見えていますが、その左手がキッチンカウンター、
その奥がダイニングテーブルと左手が造作のベンチ、その奥にトーンを揃えたデスクがあります。

正面から見るとこんな感じ。

 

ダイニングテーブル

ダイニングテーブル

 

反対側、AV機器用のローボードはこんな感じ。

 

ローボードと座卓

ローボードとデスク

 

ローボードの中央、素材が変わっていますが、リモコン電波が通って、
閉めたまま操作できるようになっています。

その奥、子供部屋とつなぐ廊下には、座卓デスクをつくりました。

自分のしたいことができるように、居場所をなるべく多く取っています。

 

もう一度図面を見てみましょう。

 

木目だけではわかりません

木目だけではわかりません

 

木目の印がありますが、写真でご紹介したように、6種の機能に分かれます。

狭小住宅ですから、無駄にベンチを長くしたりせず、余計な分はデスクにしたり、
空きスペースのある廊下には座卓をつくったり。

限られたスペースをいかに活用して居心地よくできるか?

狭小住宅ではそこがポイントです。

 

子供室

子供室

 

こちら子供室ですが、広さは3帖半。

このスペースに普通のクローゼットをつくると、2.5帖になって使えません。

なので、下部を浮かせて吊収納にしています。

光りと風が取り込める上、寝るときには足を入れればその分広さを生かせますので。

 

洗濯室

洗濯室

 

こちらはキッチン横の洗濯室の画像。

こちらも天窓からたっぷり陽を取り込みます。

晴れだろうが雨だろうが関係なし。不安なくいつでも干せます。

アクセスはこういうこと。

 

洗濯室

洗濯室

 

キッチンで作業をしながら、空き時間を見てお隣の洗濯物を干すなり、
取り込むなり、たたむなり。

狭小住宅は、動線を意識して設計すれば、歩数を大幅にカットすることができます。

無駄に広いと、たくさん歩くし掃除も大変。

そういう意味では家事を担当される奥様には結構評判がいいんです。

 

最後はロフト、

 

ロフト

ロフト

 

広いでしょ?

14帖あります。

このお宅で一番広い空間。

子供たちのヒミツ基地です。

このスペースがあるから、4人の子供たちが楽しく過ごせるといっても過言ではないでしょう。

 

リビングとロフトをつなぐ吹抜け

リビングとロフトをつなぐ吹抜け

 

吹抜けを通じてつながっているので、いつも上下階にいる者同士気配を感じ、
安心できます。

 

延床57㎡で暮らす、6人家族の狭小住宅。

ご紹介いたしました。

 

 

 

 

 

 

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