江戸川区にお住まいのお客様より、お声がけいただきました。
「数年前に雨漏りを直したバルコニーのメンテナンスをお願いしたい。」
以前、バルコニーが雨漏りした際、既存の床の上にゴム製のシートを貼るシート防水を行い、無事に解決したようなのですが、そろそろメンテナンスの時期が来たようです。
事が起こらないとなかなかメンテナンスに気が回らないものですが、素晴らしい心配りだと思います。
雨漏りしてしまったら、それこそ大変ですから。
その時に工事をお願いした方が引退されたということで、お声がけいただきました。
現地調査
こちらが現地の模様。
劣化が進んでいるわけではありませんが、そろそろお手入れ時期ですね。
洗浄
室外機を持ち上げ、まずはクリーニングをしっかり行います。
プライマー
１回目の塗装はプライマー。
ウレタン塗装の防水を行いますが、その塗料がしっかりバルコニーに密着するための下塗り材です。
モルタル塗装
塗装２回目。
隅から塗っていきます。
１回目完了
きれいに仕上がりました。
乾燥するのを待って、
２回目完了
２回目も完了。
これで塗膜が確保されました。安心ですね。
コーキング１
同時に壁面とシートの境目にあるコーキングを打ち直します。
亀裂に雨が浸み込むと大変です。
コーキング２
同時に外壁材のつなぎ目にあたるコーキングにも劣化が見られたので、コーキングを打ち直しました。
完成
きれいに仕上がりました。
住み慣れたお住まいのメンテナンスをすると、思いのほか気持ちのいいものです。
通常、マンションは修繕計画がしっかり組み込まれていますが、一戸建てはご自分で気づいたときに実行するしかありません。
ご自分で動かなければ、そのまま劣化が進んでしまいます。
何も手を打っていないければ、たまにはお家の外回りをチェックされることをお勧めいたします。