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断熱性能をアップせよ! 和室→洋室へ&ユニットバス交換工事@江戸川区

Date:2017年11月6日 | Category:

地元のお客様から、リフォームのご依頼をいただきました。

もう数年前に、お近くでリフォームの工事があり、
「なるべくご迷惑をかけないように進めますので」というご挨拶にお邪魔しました。

その時のことを覚えていただいていたようで、お声がけいただきました。

ありがとうございます。

 

本日ご紹介させていただく工事の内容は2つ。

1.古くなったお風呂の改修工事

2.和室を洋室に改修する工事です。

 

2階のユニットバス

2階のユニットバス

 

こちらが1階から見上げているお風呂の様子です。

太い梁でお風呂を支えていました。

しかし年月が経過するにつれ、木材が痩せてきておりました。

すると少しづつ不安定になってきます。

そこで、お風呂を支える構造を、梁だけでなくコンパネと呼ばれる合板を使い、
面で支えることにしました。

こんな感じ。

 

コンパネ補強

コンパネ補強

 

写真は上から見たところ。

梁の上に構造用合板を設置しています。

給排水の通り道を確保して、ユニットバスを支える台をつくります。

 

金具で固定

金具で固定

 

ピッタリと収まったコンパネを、周囲の構造材に固定していきます。

仕上がりはこんな具合です。

 

コンパネ設置完了

コンパネ設置完了

 

こんなところでも耐震金物が役に立ちます

これでガタつくこともありません。

 

断熱材ぎっしり

断熱材ぎっしり

 

こちら、冒頭のアングルから、やや左に振ったお写真。

ピンボケですみません。

ご紹介したいのは、左側に見えている断熱材。

ギッシリ入っています。

この裏側には外壁があり、外と内がこの断熱材によって遮られているわけです。

この上に先ほどご紹介した浴室があります。

 

断熱材なし

断熱材なし

 

この壁が前の写真で断熱材ギッシリだった壁の上部です。

壁面を開けてみたら、断熱材がありませんでした。

これでは、冬のお風呂が寒いはず。

建売住宅では、このようなことが少なからず起こります。

 

 

断熱材設置

断熱材設置

 

ギッシリと断熱材を施工いたしました。

冬場のお風呂は、ヒートショックによる事故が最も起こりやすい場所。

そのメカニズムは、暖かいお部屋から、脱衣所、洗い場へと
どんどん寒くなることで、血圧が急上昇します。(う~さむ~という状態)

湯船につかることで、今度は血圧急降下!(あ~、あったか~)

この急激な血圧の変動により失神してしまい、溺れてしまうんです。

「そんなんで溺れる?」とお思いかもしれませんが、1年間で5千人ほどが命を落とし、
9割以上が65歳以上と聞くと、「なるほど」とご納得いただけるのではないでしょうか?

 

冬がはじまるこの時期が絶好のタイミングです。

(但し、断熱材は暖房ではありません。温めた熱を逃げにくくするための工事ですので、
ヒートショックを防ぐには、部屋ごとの温度差が出ないように暖房する必要があります)

 

さて、こちらは、1階の和室です。

畳のお部屋から、板張りの洋室にリフォームします。

 

畳の下

畳の下

 

畳を外してみると、こちらも床の断熱材が施工されていません。

いくら畳の厚みがあるからといったって、底冷えは免れない。

ましてや、床張りにするのであれば・・・。

ということで、新たに断熱材を施工してまいります。

 

スタイロフォーム設置完了

スタイロフォーム設置完了

 

畳の厚みが6cm分ありました。

木と木の間に施工されている青い部材が断熱材、3cm分です。

この上に1.2cmの床材を施工すると、1.8cm分元の床より下がってしまいます。

そうなると、余計な段差が付いて具合が悪いですよね。

その段差を解消するために、断熱材と断熱材の間に高さを調整するための床を支える
材料を施工しています。

この材料のことを根太(ネダ)といいます。

青い断熱材には番号が書いてありますでしょ?

なぜ番号が振られているのか?

この断熱材は当社事務所下の作業場で加工しています。

 

作業場

作業場

 

広いし道具もそろっているので、圧倒的に作業が効率的に進みます。

でも、加工した後に運んで施工する間に、どれがどれなのか混乱してしまいますよね?

そのために番号をふっているのです。

 

この季節は、「気になるところを今のうちに直して新年を迎えよう!」

というお客様からのご相談を多く頂く季節です。

 

台風の季節も終わり、雨が少なく、工事日和が続くこの季節。

 

気になることがありましたらぜひお声がけください。

 

工事は続きます。

 

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